
新品 講談 古典怪異譚 二十六 / 旭堂南湖(オーディオブックCD) 9784775957509
¥2,200
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり
商品説明 上方講談 古典怪談の世界 近年、注目を浴びている、日本の伝統話芸「講談」。
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。
クーラーのなかった時代、観客は講談師の語る世界に身をゆだね、 背筋を凍らせ、暑い夏を忘れた。
講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。
内容紹介 吉原奇聞小夜衣草紙 その一「源次郎と小夜衣花魁」(33分) 天明の頃、深川黒江町に浜田屋源兵衛という材木商。
これがふとしたことから、田沼意次のお気に入りとなった。
浜田屋の材木もよく売れる。
浜田屋には一人息子があって、源次郎という。
日頃から部屋へこもって学問ばかりしているから、体も弱ってくる。
親も心配して、近所の友達に誘われて、吉原へでも行って、少しぐらい遊びを覚えたらいいのに、と思っている。
すると、近所のご隠居が亡くなって、そのお葬式が浅草である。
源次郎は、その帰りに初めて吉原へ足を踏み入れることになった。
吉原奇聞小夜衣草紙 その二「梅屋敷の出会い」(32分) 源次郎は番頭六兵衛に誘われて、亀戸の梅屋敷へ梅見にいくことになった。
そこで出会ったのが絶世の美人。
松平出羽守のお留守居役、大野専左衛門の娘で、お八重という。
一目惚れ、恋煩い。
親類の富田屋が間に入りまして、縁談の申し込み。
大野専左衛門も、「浜田屋は町人であるが、田沼公のお気に入り。
娘をやっても良い」という返事。
トントン拍子に話がまとまりかけたが、困ったことが一つある。
吉原奇聞小夜衣草紙 その三「起請文」(28分) 昔は、女郎の千枚起請と言って、花魁は誰にでも末は夫婦という約束をした起請文を取り交わした。
源次郎は、小夜衣花魁と起請文を取り交わしている。
お八重と結婚した後で、夫婦約束をした起請文を持ち出されては面倒なことになる。
小夜衣にお金を渡して、起請文を返してもらうことになった。
吉原奇聞小夜衣草紙 その四「小夜衣の覚悟」(32分) 番頭六兵衛が、小夜衣に起請文を返すようにいうと、小夜衣は、涙ながらに左の腕につけてある銀の腕守り。
蝶番を外して、髪にさしていた銀のかんざしを抜き取って、そのかんざしを、腕守りに突っ込んでクルクルと回し、中から起請文を取り出した。
千枚起請とは言いながら、小夜衣が持っていたのは、源次郎と交わした起請文だけ。
真の愛であった。
商品仕様 CD 2枚 125分 2025年1月発売 形式 オーディオブックCD 品番 9784775957509 JAN 9784775957509 発売日 2025.01.25 発売元 でじじ発行/パンローリング発売 ※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。
登録日 2025.04.09
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。
クーラーのなかった時代、観客は講談師の語る世界に身をゆだね、 背筋を凍らせ、暑い夏を忘れた。
講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。
内容紹介 吉原奇聞小夜衣草紙 その一「源次郎と小夜衣花魁」(33分) 天明の頃、深川黒江町に浜田屋源兵衛という材木商。
これがふとしたことから、田沼意次のお気に入りとなった。
浜田屋の材木もよく売れる。
浜田屋には一人息子があって、源次郎という。
日頃から部屋へこもって学問ばかりしているから、体も弱ってくる。
親も心配して、近所の友達に誘われて、吉原へでも行って、少しぐらい遊びを覚えたらいいのに、と思っている。
すると、近所のご隠居が亡くなって、そのお葬式が浅草である。
源次郎は、その帰りに初めて吉原へ足を踏み入れることになった。
吉原奇聞小夜衣草紙 その二「梅屋敷の出会い」(32分) 源次郎は番頭六兵衛に誘われて、亀戸の梅屋敷へ梅見にいくことになった。
そこで出会ったのが絶世の美人。
松平出羽守のお留守居役、大野専左衛門の娘で、お八重という。
一目惚れ、恋煩い。
親類の富田屋が間に入りまして、縁談の申し込み。
大野専左衛門も、「浜田屋は町人であるが、田沼公のお気に入り。
娘をやっても良い」という返事。
トントン拍子に話がまとまりかけたが、困ったことが一つある。
吉原奇聞小夜衣草紙 その三「起請文」(28分) 昔は、女郎の千枚起請と言って、花魁は誰にでも末は夫婦という約束をした起請文を取り交わした。
源次郎は、小夜衣花魁と起請文を取り交わしている。
お八重と結婚した後で、夫婦約束をした起請文を持ち出されては面倒なことになる。
小夜衣にお金を渡して、起請文を返してもらうことになった。
吉原奇聞小夜衣草紙 その四「小夜衣の覚悟」(32分) 番頭六兵衛が、小夜衣に起請文を返すようにいうと、小夜衣は、涙ながらに左の腕につけてある銀の腕守り。
蝶番を外して、髪にさしていた銀のかんざしを抜き取って、そのかんざしを、腕守りに突っ込んでクルクルと回し、中から起請文を取り出した。
千枚起請とは言いながら、小夜衣が持っていたのは、源次郎と交わした起請文だけ。
真の愛であった。
商品仕様 CD 2枚 125分 2025年1月発売 形式 オーディオブックCD 品番 9784775957509 JAN 9784775957509 発売日 2025.01.25 発売元 でじじ発行/パンローリング発売 ※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。
登録日 2025.04.09