【中古】 松永貴志 マツナガタカシ / Inorganic Orange 【CD】

¥110

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)ニュートリオ入魂の一枚。
21世紀のJ-Jazzを背負うもう一人のピアニスト、松永貴志、再点火、上昇中!ライヴやオンライン配信での人気曲“神戸”の初CD化も話題だ。
また、CD-Extraとして、松永貴志トリオの「第一生命ホール」でのライヴ演奏の模様を2曲を収録。
松永貴志(p)ウゴナ・オケヴォ(b)エリック・ハーランド(ds):Recorded Oct 2005[松永貴志/無機質オレンジ 全曲レビュー]松永貴志が天才少年として登場した頃、Eldar DjangirovもAusitin Peralta(2006年2月日本デビュー予定)もいなかった。
あれから2年半、世界はティーンズ・ジャズを待っていた。
そして、帰ってきたTAKASHI MATSUNAGA。
体もプレイも一回り大きくなった。
ピアノがよく鳴っている。
力一杯弾かなくてもピアノが音楽を奏でている。
ピアニッシモが優しくなった。
小さい音がよく聴こえて来る。
小さなフレーズが深く心に沁み込んで響く。
これって何だろう。
エルヴィン・ジョーンズ・スタイルのドラマー。
ブライアン・ブレイドの音の小ささは出色だ。
優しい。
突然、エルヴィン張りの雷鳴のようなスネアが響くまでのダイナミクレンジの広さに観客は圧倒された。
松永のピアノにはそんな趣がある。
Cd-Extraの画像でそれが一層明らかになる。
優しい、優しい。
鍵盤をなめるように、音の粘土を捏ねる様に、ピアノが次第に鳴って来る。
だから、冒頭の13/8拍子に面食らう必要はない。
理由は聴いていけば分かるから。
左手が格段の進歩を成し遂げた。
音が厚くなった。
切れ目のないフレーズ、テンションの谷間が見え隠れする。
この音の太さ。
「somethin'else」の先輩女性ピアニストを彷彿させる。
時代が求める“正しい激しさ”を松永はこのタイトル曲で示したかった。
タイトル通りに弾き“ダン・ダン・ダン”の命名も御大・山下洋輔トリオのようだ。
確実に進歩したピアニスティックなテクニックがあって成し得る自由な発想。
ストライドっぽい2曲目で聴く者は、再び路頭に迷うだろう。
いや、面白い。
嬉しくなってきた。
やるね、松永。
オケグォのソロもルーツじゃなくていい。
ピアノって打楽器だったって、教えてくれたのも御大・山下洋輔。
サッド・ジョーンズの(3)はなぜ?美しいメロディと優しく響くハーモニーのこの曲を、ピアノの美しい響くのために松永は選んだのだろう。
ピアノの一つ一つの音をキャンバスに塗りこめるように弾いていく。
疾走する“鬼が島”。
ハーランドのリズム感覚が見事だ。
ドラムが「メロディをサポート」していくのが聴き取れるだろうか?「A.R.C.」を思い出した?ベテランジャズファンですね。
CD-Extraにも収録された“神戸”。
芦屋出身の松永にとって特別の思いのこもる作品だ。
タッチはこの上なく優しく、ソロのフレーズは心の琴線を刺激してくる。
いい曲だ。
“C-Jam”っ?確かにC-Jamだ。
単純化したフレーズと軽やかな音色。
バスケットを持った松永に、二人が着いていく様だ。
かなり、いい。
低音部も深く録れている。
左手に耳を傾けてみよう。
この曲の演奏が一番好きになる人もいるかもしれない。
ユニークだ。
“F I S H C R Y サカナノナミダ”。
ちょっと、キース・ジャレット・ライクな響きの曲。
カントリー?!でも、アメリカの田園ではない。
ほとんどテーマ提示で終わる。
長いソロを聴きたい欲求が溜まる。
お馴染みの(8)、スインギーな出だし、ハーモニーにひねりを効かせてある。
松永のピアノからは、初期の特徴だったゴリゴリ感が消えている。
代わりに顔を出すのは、小さなフレーズへの心使いだ。
繊細、そして、大胆な展開、美しいピアノの響き。
いま、松永の関心はここかもしれない。
(9)!おーい!ロリンズ呼んで来て!と叫びたくなる!次回はロリンズ、フィーチャー・ヴァージョンを!東芝EMIさん!カリブでなければ、ご当地“小豆島カリプソ”と勝手に名付けよう!全曲を通し、松永の長足の進歩を感じさせる作品として、いままでのアルバムとは次元の違う完成度を内包した作品だ。
欧州ツアーでの経験が、いい意味でアメリカのジャズとは違う感性を松永の内部に引き起こしたのかもしれない。
スタンダードをピアノ・トリオというフォーマットで演奏する、ピアノ・トリオとは違う、“ピアノ本来の音色を鳴らす”ことに気がついた松永貴志。
欧米のティーンズ・ジャズのライバルたちにもない個性を確立しつつあることを確かめさせてくれるアルバムだ。
曲目リストDisc11.無機質オレンジ/2.Dan Dan Dan/3.チャイルド・イズ・ボーン/4.鬼が島/5.神戸/6.C ジャム・ブルース/7.サ・カ・ナ・ノ・ナ・ミ・ダ/8.グリーン・ドルフィン・ストリート/9.スカイ・デ・スカイ/10.(エンハンスド)「神戸」「無機質オレンジ」の第一生命ホール・ライヴ映像収録